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痛くない治療法ってあるの?

「インプラントをあごに植え込むと聞いて、怖くて不安…」
「痛みを感じなくて、怖さを感じなくて良い方法はないものか…」
このような悩みをお持ちではないでしょうか?

当センターでは、鎮静法という方法で患者様の負担を和らげ、「怖くない・痛くない」治療を実現しています。鎮静法は今までの常識が変わります!

完全に痛くないとはいきませんが、半分寝ている間に植え込みが終わってしまいます。

鎮静法とは?

鎮静法はインプラントの手術などで利用される、痛くない方法です。
鎮静薬は中枢神経の機能を抑制しますが、呼吸、循環、反射機能を抑制することはなく、患者様の意識は保たれた状態にあります。

精神状態

精神を安静にさせる事により患者さんをストレスから守り、落ち着いた状態で治療が出来ます。患者様は恐怖心や不快感といった精神的ストレスから解放され、穏やかな表情を呈し、リラックスした状態になります。

身体の状態

目は半眼状態で、呼びかければ開くことも出来ますし、口の開け閉めなどの指示にも従うことができます。

体験した患者様の感想

実際にインプラント手術で体験した患者様から聞いたところ、おおむねお酒を飲んだときのほろ酔い気分に似た多幸感があったとの事でした。

こうして痛くない治療をできることにより、患者様の負担も減り、治療を円滑かつ安全に行うことができます。

痛み・怖さを軽減させる2つの鎮静法

当センターでは、患者様のインプラント手術時の痛みを軽減させるために、

「笑気吸入鎮静法」「静脈内鎮静法」の2通りの鎮静法を導入しています。

笑気吸入鎮静法

「笑気」という、一種の麻酔のガスを吸入していただきます。
笑気はほのかに甘い香りで、違和感なく気持ちよく吸引頂けます。

方法

笑気と酸素と混合したものを、お鼻からチューブで吸入していただきます。

効き目

笑気を吸入したていただくと、5~10分で鎮静状態になります。

鎮静法・治療終了後は、速やかにもとの状態に戻ります。

注意点

笑気吸入鎮静法は、まれに効きの悪い方がいらっしゃいます。

そういった場合は、下記の静脈内鎮静法の適応となります。

脈内鎮静法

笑気吸入鎮静法がまれに効きにくい患者様には、静脈鎮静法と使用します。

方法

腕に点滴をしながら、鎮静作用のある薬を血管内(静脈)に入れる方法で、麻酔薬と一緒に注射する場合もあります。

効き目

注射後は、5~10分ほどで効いて来ます。静脈内鎮静法は、笑気吸入鎮静法より効き目がしっかりしています。嘔吐反射の強い人にはこちらをオススメしていて、大変喜ばれています。軽い健忘作用もあるようで、鎮静法による処置中のことを、あまり記憶されていない患者さんもいらっしゃいます。

注意点

効き目がしっかりしているため、車の運転などは控えていただきます。

麻酔が痛いは過去の話!痛くない2つの方法

当センターでは「電動麻酔注射器」と「表面麻酔」でほとんど痛みなく麻酔が出来ます。

電動麻酔注射器

手術の前に患者様の負担になるのが、麻酔注射です。

麻酔注射を行なうには、かなりの圧力をかけて骨膜の下へ麻酔液を注入しなければならなく、この圧力が痛みになります。そこで、当センターでは電動麻酔注射器(オーラスター)で歯の麻酔を行っています。一定の速度で液を注射することで、手動で注射するよりも痛みを軽減することできます。

電動注射器 オーラスター

表面麻酔

電気麻酔注射器で注射を行なう前に、痛みを軽減するために、粘膜に表面麻酔を塗ってから注射をおこないます。

方法

ゲル状の「ベンゾカイン」という麻酔薬を粘膜に塗って乾燥させたあと、綿棒で部位に塗布します。

効果

2分ほどで細い針でのちくりとした痛みもほとんどなく済みます。痛くないインプラント手術にはかかせないアイテムです。

≪痛くない歯科治療の注意点≫

当センターではインプラントの治療を行なう際、特に埋入時には上記の鎮静法を行なっています。

鎮静法は、痛くない治療のために行なうものではありますが、痛いのがダメという理由だけで、全ての治療の際に使うわけにはいきませんので、予めご承知おきください。

痛くない歯科治療の技術は革新的に進んでいますが、すべての痛みをなくすことはできません。まずは痛くなる前に歯医者で定期検診を受けましょう。